脊柱管狭窄症は高齢者に多い病気|手術の方法は様々

病院

まずは保存療法で

医者

脊柱管狭窄症は手術をしなければ治らないと思われることの多い病気ですが、手術をするほどではない症状の場合には保存療法でも対応することができます。脊柱管狭窄症の症状で最も患者を悩ませるのは痛みの症状なので、痛みを取ったり鎮めたりすることができれば日常生活を送る上での困難もだいぶ解消されます。脊柱管狭窄症の保存療法にはブロック療法やトリガーポイント注射などがあります。ブロック療法にもいくつかの種類があります。ブロック療法とは局所麻酔薬やステロイド薬を注入することで神経をブロックし、痛みが出にくくなるようにするという治療法です。ブロック療法は脊柱管狭窄症以外の神経痛などでも用いられ、仙骨裂孔ブロックや硬膜外ブロック・星状神経節ブロックなどがあります。

三種類のブロック療法のうち、脊柱管狭窄症に用いられるのは仙骨裂孔ブロックや硬膜外ブロックです。いずれのブロック療法の場合も、局所麻酔薬やステロイド薬を直接注射するという方法です。時間はさほどかからず、どちらの方法でも5分前後くらいで済みます。ただし、局所麻酔薬やステロイド薬に対してまれにアレルギー反応が出る人がいるので、念のために20分から30分くらい病院に留まり、安静にした状態で医師が異状がでないかチェックを行います。もし仙骨裂孔ブロックや硬膜外ブロックを何回か行っても脊柱管狭窄症の症状に改善効果がみられないような場合には、さらに椎間板ブロックや神経根ブロックという方法が必要となることもあります。